2012年3月24日土曜日

保護池の調査

今年度最後の活動日です。雨が止み気温が17℃ぐらいに上がるとの予報だったので、産卵前のバスの手釣りを試みる予定でしたが、天候の回復が遅れて雨が上がらず、気温も9℃止まりでした。そのため、保護池の調査と掃除を中心に活動しました。


保護池に練り餌を入れたカゴワナを4個沈め、30分ほどしてから上げると、モツゴがたくさん入っていました。写真が獲れた魚全部です。稚魚だけでなく、大きな成魚も混じっています。冬の間池が何度も凍りついたので心配していたのですが、モツゴは私が思っていたよりたくましいようです。

しかし、一緒に西園プールから引越ししたトウヨシノボリは一匹もカゴワナに入りませんでした。トウヨシノボリは冬を越せなかったのか、それとももっと水温が上がらないと動き出さないのか、水温が上がってから再調査したいと思います。


その後、保護池に入り込んでいる落ち葉と落ち枝を掃除しました。花見の時期を控えて見た目が悪いのと、それらが腐ると水質が悪化する恐れがあるからです。掃除後は写真のようにすっきりしました。ただ、水温が低く、魚が潜り込んでいたため、池底に沈んでいる落ち葉の除去は諦めました。

保護池は外来魚が侵入しないよう厳重に仕切られているため、水の循環が十分とはいえないようです。今後水温が上がると落ち葉の腐敗が進み、水質がさらに悪くなる心配があります。対策が必要です。先日の協議会で、現在近くに放出されている地下水を保護池まで導くよう提案しました。検討するとの返事でした。その他に、水質浄化用の炭素繊維を入れる、水草を植えるなどの案も出ました。いずれか効果のある方法が実現することを願っています。

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